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scramblegarage’s blog

札幌で活動するストリートパフォーマーによるストリートパフォーマーのための「練習・発信・交流」の拠点を作るプロジェクト。

MAXのフリースタイルバスケへの想い──スクランブルガレージ運営メンバーインタビュー企画

 

スクランブルガレージ運営メンバーの顔が見えるようにということで始まったインタビュー企画。

今回のメンバーはスクランブルガレージ運営では副代表、フリースタイルバスケットボーラーMAX

 

2016年ではbac to pec北海道大会優勝、KHOT World Freestyle Basketball Challenge 2016への招待選手参加など大きく躍進したMAXに現在の姿になるまでを尋ねてみた。

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───そもそもMAXはフリースタイルバスケットボール歴どれくらいになりますか?

 

M:今年で7年目になるから、ちょうど年数的には中堅の立ち位置です。

7年前の高2の冬に始めたんだけど、それまでが長かったんです(笑)

北海道ではフリースタイルバスケをやっているのが当時whiteaさんしかいなかったけれど、いつも行く体育館で練習しているのを見かけてとってもかっこいいと思ったんです。それから自分一人でフリースタイルバスケの真似事をwhiteaさんが練習する体育館でやり始めました。体育館にずっと通ってwhiteaさんさんは雨が降ると体育館で練習するって判明したくらいストーカーみたいにずっと見ていましたね(笑)向こうも自分のことを認識していたみたいだけどお互い人見知りでこの状態が1年くらい続いて(笑)

whiteaさんの弟子に声をかけてもらってからきちんとボールの回し方などを教えてもらいました。そこからが始まりです。

 

───きっかけだけでも面白いですね(笑)本格的に活動をしたのはどのタイミングですか?

M:本格的にというかフリースタイルバスケへの意識が変わったのは実はここ最近で、2年前の2015年です(笑)

始めてから3年くらいはストリートの遊び感覚で楽しんでいました。

それからレッスンやパフォーマンス出演、バトルに出ることも増えたけれどそれはそれで真剣に取り組んでいて。でも勝っても負けてもヘラヘラ笑っていたんです。

2015年の8月に1DCというwhiteaさん主催のフリースタイルバスケバトルイベントに向けての練習で、whiteaさんに「ここで真剣にやって優勝しないと終わりだぞ」と言われたんです。「え?俺、終わるの?」って思ってしまって、二ヶ月少しだったけれど、今までにないくらい真剣に猛烈に練習して。でも結果は準優勝。最後にアパッチに負けました。その時に初めて悔しくて泣きました。普段映画とかでも泣かないんですけど。本当に真剣に取り組んでいたから心の底から悔しくて。そして単純に「もっと上手くなりたい」と思って練習やバトルに取り組むようになりましたね。現に周りからも「上手くなった」と言われるし、正直自分でも急に上手くなったと思います。意識も姿勢もあの時を境に変わりましたね!

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───意識の変化がスキルの上達に繋がっていくというのは、相当真剣でないと成しえないですね。その中でも苦労エピソードはありますか?

 

M:沖縄で一ヶ月フリースタイルバスケだけで生活した時ですね!大学卒業する年の1月に行ってきたんです。ちょうど周りは進路が決まっているタイミングで、自分は就職しないと決めていたんですがこれからどうしようと悩んでいて。

一ヶ月雪がない沖縄でフリースタイルだけで生活できたらこの先もフリースタイルで生活できるって考えて、あえて手持ちのお金も少なめで飛びました。

ストリートパフォーマンスや、沖縄の観光協会に電話で売り込んで、お祭りに出演させていただいたりしました。それでも出演料はもらってないので全て投げ銭のみで生活しました。もちろんお腹すいた日もありましたよ(笑)でも様々な人との出会いもあって仲良くなった人もいました。

それで生きつなげることができたので、フリースタイルバスケでこのまま行こうと決めて今に至るので、自分の中では大きい出来事です。

 

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───ストリートパフォーマーの普段の姿が一般からすれば見えにくいので、普段何をしているか聞いてみたいです!

 

M:実はフリースタイルバスケが趣味で、それしかやらないので、自分は極端な方だと思います。他のボーラーは海外ドラマとか、ゲームとかしてるし。フリースタイルバスケをやらないときは寝てます(笑)仲間からは「狸小路の主」と呼ばれてるくらい一番通っていつも練習しています。

 

 

───フリースタイルバスケがどのようなものかの紹介と、魅力を語ってください!

 

M:フリースタイルバスケは、バスケットボールを使って音楽に合わせて、ダンスのように自分を表現するという競技です。言葉で表すとこれに尽きるので、実際に見てもらわないと伝わりにくいです。

動きを0から自分で考えて生み出していくのが難しい所ですね。ダンスを見たり、格闘ゲームの動きをモチーフにしている人とかいて、いろんな所からインスピレーションがわいて作っていますね。

魅力は0から作る分、本当に自由なんですよね。ボールを使ってなんでもできるし、遊べるし。正直、好きに理由がないので表現しづらいです。(笑)

 

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───狸小路の主とも呼ばれるMAXにとって札幌のストリートの魅力は何ですか?

 

M:本州の方では競技人口が多いからか、同じ場所でも競技別に練習しているんです。つまりは繋がっていないんですよね。全く別の競技という感じです。札幌はフリースタイルからジャグリングまでいろんなジャンルがいるので、ジャンルを超えて一緒に練習しています。お互いのジャンルの大会も見に行ったりします。仲もいいけれど、それだけではなくお互いに刺激を受けて成長に繋がっていると思います。ジャグリングにフリースタイルの動きを取り入れてる人とかは自分たちと一緒に練習して生まれた技だと思うし、他のジャンルを見て逆に自分の競技の勉強になります。逆に札幌のストリートの様子が本州からびっくりされる光景だと思います(笑)

 

 

───ではスクランブルガレージに対する思い入れをお願いします。

 

M:練習や活動の拠点が欲しいねというところから少ない人数で始まって、同じ思いがあって興味がある人が集まってきて今の状態になりますね。メンバーそれぞれがスクランブルガレージに求めるものは違いますが、自分は練習場所のみならずエンターテインメントの場にしたいと思っています。いつでもストリートのジャンルを超えて楽しいものがそこにあるという空間・拠点を作りたいです。本州でもレッスンがメインですが、ジャンルを超えた拠点が増えてきているので、札幌でも実現したいです。

 

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───MAXの今後の目標や理想像を教えてください!

 

M: あの人なんか魅力あるよねって思われるような人になっていきたいです。

フリースタイルバスケを通じて、普段できないような経験をたくさん積んで、その人の人間性がオーラみたいな感じに滲み出るようなイメージです!

そして自分は今フリースタイルバスケの講師もしています。技術の上達はもちろんなのですが、レッスンを通じてその人それぞれの魅力も引き出せるように努力していければと思います!

 

フリースタイルバスケをした事によって「明るくなった」「自信がついた」「積極的になった」なんでも良いです。何か自分の中でプラスの変化が起こるような事をレッスン生達に残せればと思ってます。

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